小学生の体験授業で、折り紙を使った授業をしました。
家庭教師をしていたころは、私立中学受験の算数を指導することが多かったのですが、小6つまり12歳ともなると算数のセンスは生徒によってかなりの違いがあります。ではその原因は何か。その一つに、それまでに日常生活の中で、どれだけ算数に接してきたかが挙げられると思います。例えば、折り紙を長方形になるように二つに折る。さらにそれを正方形になるように折る。元の正方形を四つに分けたうちの一つ分となり、これが四分の一。このように分数を具体的にイメージできたり、足したり引いたり半分にしたりする計算の概念を具体的にイメージしたり、また折った紙を広げた時にできている折り目は、図形の問題を解く際の補助線と同じです。子どもたちが何気なく遊ぶ折り紙。そんな遊びの中から、算数のセンスを身に付けさせられる授業をしたいと考えています。そんな自分の目指す授業が形に出来た本日の体験授業でした。
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